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ニューホープファームで出会った神とサタン(ローウェル・エランソン氏の証し・日本語訳)

※ニューファンドランド・サンクチュアリ教会の公式サイトに掲載された、ローウェル・エランソンさんの証しの日本語訳です。原文(英語)はこちら


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私は20年間、ニューホープファームで働き、ピーター・キム(金孝律)の下で真のご家庭に侍ってきました。妻のリーシャは、それまで真の子女様の乗馬のインストラクターを務め、UTSで厩舎の管理を行ってきました。1994年にニューホープファームが完成すると、私たちはそこで働くようになりました。私は土地と資産の管理者として働き、リーシャは厩舎を担当し、事業運営とイベント予約管理、事業開発に加えて、馬の世話と乗馬の指導を行いました。



リーシャは、これが自分の使命であり、馬を通して神様の摂理に仕えることが自分の人生の目的だと固く信じていました。狩猟や
釣りのようなアウトドア活動に加えて、馬という被造物を通して、祝福子女が三大祝福を完成し、神様と出会って生活することを教えることに自分の才能を発揮するということが、この中心でした。このような活動は、明らかにお父様の人生経験の中心でした。私もこのビジョンに対して妻と完全に一致していました。

そこでの20年間の仕事の中では、馬の仕事に加えて、10年以上の間、祝福子女のための夏期乗馬キャンプを開催してきました。さらに、リーシャは、乗馬学校を開くという彼女の生涯の夢を追い求めました。彼女は、ニューホープ馬術教室を開き、6名の生徒と1年間続けました。また、私たちは、馬をセラピーに使って、障害を持った子供たちのためのプログラムである天の宝プロジェクトを支援しました。こちらも10年近く実施しましたが、利用者の家庭にとっても、また、ヘルパーやサポートスタッフとして働いた数十名の二世にとっても、素晴らしい事業となりました。その二世たちは障害を持った祝福子女のメンターや友達としてペアを組みました。

私たちは、お父様が作られたこの場所を通してこのような活動を行いながら、より神様に侍るようにしました。お父様は、NHF(ニューホープファーム)を非常に誇りされ、愛されました。顕進様と恩進様が二つのオリンピックで韓国の馬術チームとして参加され、韓国でもアメリカでも、お父様に対して非常に大きな関心と好意的な支持をもたらしました。NHFは、アメリカの馬術競技の世界でも、尊敬を集めました。多くの高度な乗馬スポーツイベントが、レンタル施設として開催されました。それはすべて、真のお父様の栄光によるものでした。

お父様とお母様が来られると、いつもこのプロジェクトに対する支援のビジョンを共有されました。

一方、思いもよらないことに、ピーター・キムは、NHFに関してはお父様とまったく異なる意見でした。お父様は、この素晴らしい摂理に多くの投資をされ、その結果成功していましたが、ピーター・キムの心にあったのは、最初から農場を売ることだけでした。これは、不動産バブルのピークであった1990年代に始まりました。1996年頃、恩進様がそこでの乗馬を止められると、ピーター・キムは密かに農場を売りに出しました。お父様はそれを見つけたとき、怒りを爆発されました。お父様は、激怒されてピーター・キムをひどく叱責され、非常に強い語調で、農場を売ることなど考えもしないように命令されたのです。

ピーター・キムの私たちに対する対応は、次のようなものでした。「お父様は、今はこのことに熱くなりすぎておられるので、三年待ってもう一度売りに出そう。当面は、棚上げにしておいて、芝生を刈るだけにして売れるようになるまで待とう。」

私とリーシャは、このような大っぴらな反逆に対して、完全に疑念を抱いていました。これは、自分たちの目の前で起こった、まるで聖書に出てくる話のような深刻な過ちでした。

私たちは、ピーター・キムのお父様に対する裏切りにも、神様の使命に対する裏切りにも加担しないことを誓い合いました。私たちは二人とも、自分たちの人生がその使命のために準備されてきたものだと感じていたのです。

私たちは、直属のCFであるマークに、ビジネスに最善を尽くし続けるつもりであることを知らせました。結局、年間の経費と税金に25万ドル近くかかりました。

それから数年かけて、私たちは、たくさんのショーにレンタルし、乗馬ビジネスを軌道に乗せました。どちらも利益を上げて、運営予算を補いました。

更に私たちは、何年にもわたって、二世の子女の参加者に役立つようなプログラムを始めました。

ピーター・キムはこれらの事業にまったく関心を持たず、 やがて農場を再び売りに出しました。しかし、霊的に守られて、まったく買い手が付きませんでした。ピーター・キムは、お父様にそのことを話しましたが、お父様は売却するという考えを何度も否定されました。しかし、彼は、たゆまずお父様に売ることを要求しました。お父様は、とうとう、1200万ドルでなら売っても良いが、それ以下ならダメだと彼に言われました。

この話には、まだいろいろと続きがありますが、要点をお話します。ここ数年来、私たちが誠実にやってきた馬に関する活動に対して、資金面のサポートがまったくありませんでした。 私とリーシャは、キャンプや障害者のプログラムのための馬の維持費用を自分たちで補いました。このために自分たちの貯蓄を使い果たしてしまいました。農場を売るということが目前に迫り、私は絶望感に苛まされました。

私は62歳でしたが失業が目に見えてきました。十分な貯蓄を持って辞めるつもりでしたが、それもすべて失っていました。

サタンが入るのです。何度も眠れない夜を過ごす間、次のような考えでサタンは攻撃します。「お前の人生の仕事は無意味だ。お前は、60代で破産して、疲れ果ててしまって、誰も気にかけない。落ちぶれてしまって、ただ無駄に果てしなく働くのだ。誰にも気にかけられない。簡単な解決策は、頭を撃ち抜くことだ。簡単なことだ、それで問題は終わる」

そうこうするうちに、國進様がNHFをご自分のビジネスの拡張のために検討し始めました。ニューヨークの銃規制の法律により、國進様はそのアイディアをあきらめ、ペンシルベニアに神様が本当に準備されていた土地を見つけました。國進様は、そこでの仕事を私に勧めてくださり、私は非常に感謝しました。

私たちは、ペンシルベニアに移りました。私たちは、サンクチュアリ教会にも参加し、亨進様の指導を通して、また、そのご家庭と、またもちろん國進様とそのご家庭との関係のなかで、素晴らしい霊的な恩恵を見出しました。

外的な経済的な運勢だけでなく、霊的な祝福がたくさん訪れました。しかし、この証しをするには、もう少しお伝えする話があります。

サタンは、私を自殺へ追い込もうと、しつこく侵入してきました。 私の新しい仕事には、肉体労働が必要とされます。疲れた時や、大きな仕事に圧倒されたとき、同じ悪魔がやって来て「お前はもう疲れ切っている。働いても何にもならない。簡単な方法を取れば良い。自殺すれば自由になれる」と言うのです。

この葛藤は、数カ月にわたり、様々な、多様な形で起こりました。私はいつも拳銃を身に着けていましたので、サタンはそれを利用しようとしました。その攻撃が最悪な状況ときにはいつも、ただ亨進様の様々な説教のみ言や、個人的な出会いにしがみつき、頑固に自殺の衝動を拒絶しました。私は、賛美の歌の歌詞や、賛美の文化、亨進様が教えるリーマから、大きな救済と支援を見出しました。

それで、ある日曜日の朝の礼拝中に、 亨進様が、誰でも賛美のためにステージで一緒に参加したい人は来るようにと呼ばれました。そして、大きな重荷を感じている人がいるか尋ねられました。霊的な重荷を持っている人は、前に来るように言われたのです。私は、立ち上がり、ステージへと向かいました。亨進様は笑顔で、「ローウェル兄弟、私と来てください」と言われました。亨進様は、今朝、お父様が今日誰かが祭壇で横になる必要があると自分に語られたと言われました。「こちらにきて、私たちが賛美と祈祷をするのでステージに横になっていてください」と。

私が祭壇の所でうつぶせに横たわっているとき、20名ぐらいの人がステージで歌い、踊っていました。 ステージの上では、人々が泣いたり、歌い踊ったりしており、非常に強く聖霊の臨在を感じました。私は、すべての動きにつれてステージがわずかに弾むのを感じることができました。それで、横たわっているときに、自殺の悪魔が再びやってきました。その声は、今私をあざ笑っていました。「これは世界にお前がどれだけ苦しんでいるかを示すチャンスだ」と。私は腰に自分の拳銃が当たっているのを感じました。サタンは言いました。「お前は自分がどれだけたくさんの悲しみを抱えているか世界に示す権利がある。立ち上がってカメラの前に向かって、今すぐ自分を撃て!」 私は霊的に決意を固め、亨進様の祈る声を聞きながら、自分の心に集中しようと努めました。何人かが同時に聖霊によって感動を覚えて、私の横に跪き、私の背中に手を置きました。そして、この絶望的な瞬間に、彼らが泣きながら祈る声が聞こえてきました。それから亨進様がイザヤ書の聖句を読み始めました。私が、祈りとスピーカーから流れる亨進様の聖句を読む声に包まれながら、悪魔の攻撃を退けようと戦っていると、突然、この悪霊が吐き気を催して嘔吐する感覚を覚え、暗い何かが自分のお腹から去り、横から滑る出てステージへと消えて行き、見えなくなりました。

少したって、亨進様が訓読と祈りを止めて、こちらに来て腕を伸ばして私を立ち上がらせてくれました。彼の晴れやかな笑顔と「神を賛美しよう」という声が響き渡ると、光と神の愛が自分に注がれ、全身の細胞が満たされるのを感じました。もちろん、その瞬間に何が起きたか誰も知りませんでした。

それで、礼拝後に亨進様は、誰か証ししたいことがあるか尋ねました。私はステージへと向かい、マイクを持ってその試練について証ししました。

途端に、多くの人が押し寄せて私を抱きしめ、涙を流しました。妍雅様が飛び出して来て私を抱きしめ、統一マークネックレスを自分の首から取って私にかけてくれました。まるで地上の天国のようにほとばしる愛と支えがありました。

亨進様と妍雅様が、お父様の直接的な影響と絶え間ない支えを通して、ここで作られてきた信仰文化は本物です。お父様とイエス様は、お二人と共に生きておられます。私にはそれがわかっています。NHFの摂理に関してピーター・キムがあからさまにお父様と一つにならなかった失敗による、サタン侵入の結果として、私に降りかかった破壊から解放されなければ大変なことになるということを、あの朝、亨進様に伝えたのは、何といってもお父様だったのです。

神は常に善なり。アージュ!

ローウェル・エランソン
2016年6月24日

コメント

  1. こんにちは。

    記事を読むと、ニューホープファームは米国にあるように思えますが、
    南米ブラジルにあるのが本当のニューホープファームではないですか?

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    1. 私は翻訳しただけなので詳細はわかりませんが、文脈からは同名のものがニューヨーク州にもあったということだと思います。原文は、New Hope Farmsとなっています。詳細がお知りになりたければ、NFLに直接ご確認下さい。

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  2. そうですか、ありがとうございます。

    返信削除
    返信
    1. 念のためパンザーさんにも直接聞いてみたんですが、アメリカのNew Hope Farmsは、ニューヨーク州の Port Jervis(ポートジャービス)というところにあったそうです。ブラジルとの関連も尋ねたんですが、それしかコメントされてなかったのであまりご存じないのかもしれません。
      あまりお役に立てなくてすみません。

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    2. どうやらこれのことのようです。英語ですが。
      http://www.tparents.org/moon-talks/sunmyungmoon89/SunMyungMoon-890903.htm

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    3. いろいろ調べてくださり、ありがとうございました。
      米国の方が古くからあるようですね。

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