今回も、阿部美樹氏による真のお母様の生涯とサンクチュアリ教会問題に対する分析と考察を進めてみたいと思います。
まず次の画面、スライドをご覧ください。(表示が小さい場合はクリック)
私の理解では、韓お母様はまず対象の立場で主体であるお父様を立てるべきであった、という主張はあると思いますが、上のような「服従するだけの存在」だというような話はありません。
韓お母様が、恐れながら真のお父様の遺言である八大教材教本のみ言を改ざんされ、伝統を壊すようなことを行われたことでお父様に服従しなかったことを暗に正当化する狙いも見て取れます。
また、聖和直後からお父様を立てておられたというよりも、残念ながら聖和直後のこのお話しぐらいでしかお父様を立てるようなお話がその後聞かれなくなってしまったというのが事実でしょう。
では、次のスライドです。
まず、上の韓お母様の証言ですが、お母様ご自身は「誰の言葉も聞きません」としか言っておられないのに阿部美樹氏が最後に自分で、
「このように真のお母様は、お父様のみ言以外誰の言葉も聞かれない方です。」(阿部美樹氏)と、元の話にない「お父様のみ言以外」という言葉を追加しています。(よく聞いてみると阿部氏が「お父様のみ言以外」の部分だけ早口にしゃべっているのがわかります。本人もさすがにまだ良心の呵責を感じるのか、きっと言い辛いのでしょう。)
オリジナルを改ざんするのは思いとどまったようですが、こんなことでごまかせると本当に思っているとしたら食口の皆さんをバカにしておられるのだろうかと勘繰りたくなります。
「誰の言葉も聞きません 」とは、当然ながらお父様のみ言も含めてと解釈するのが極めて自然ではないかと考えます。
さて、最後の6マリア(マリヤ)についてですが、これらが本当に真のお父様の語られた内容だとしても、あえて次のような解釈も可能だと思います。つまり、朴正華氏がその著書に書いたような、淫乱や不倫だという部分、つまりそこで解釈された背景や意味を否定しているのではないかということです。そして少なくとも「噂が立ったこと」は事実であることがわかります。つまり、この最初のみ言の中では、朴正華氏が「勝手に装飾」して語ったことは嘘であると否定されておられますが、噂自体は否定されていないとも言えます。二つ目も同様のことが言えます。
日本家庭連合は断固として否定するつもりのようですが、アメリカの家庭連合の会長、マイケル・バルコム氏はそうではないようです。彼はABCニュースのインタビューで次のように答えています。 (赤背景がバルコム氏の答え)
米家庭連合 マイケル・バルコム会長 |
(ABCニュースのインタビュアーに文鮮明先生の不倫疑惑について問われて)
「文先生には約40年間従ってきましたが、先生は妻と家族を深く愛し、結婚の絆を保つようにすることが重要である理由について断言しました。
人は間違いを犯すこともあります。そうです。」
ABCニュース:「では彼(文氏)が不倫したことを否定しないのですね?」
「私自身はそのことはまったく知りません。」
4分6秒あたりから
最後に、亨進様の説教、「キリストを身にまといて」 (2015年5月10日)から、真のお父様の実の子女様でいらっしゃる亨進様の証言を引用させていただきます。(斜体部分(6マリア)は私の補足です。)
子供として見てきたのです。ワシントンDCで、口論されたことがありました。お母様がこの問題(6マリア)を持ち出されました。そしてお父様を責められました。「私があなた(お父様)を救いださなければ、異母兄弟が大勢できたことでしょう。」子供たちはその場にいました。私たちがお父様にどう言ったかわかりますか?「お父様、私たちは気にしません」こう答えました。「亨進様は誤解しておられる」などと妄言を語る家庭詐欺連合の指導者がいるそうですが、これが誤解ですか?あなたはその場にいましたか?
「全く気にしません。あなたは私たちのお父様であり、お父様を信じています。」
お母様が、私が「気にしていません。私とは関わりがありません。」と答えるのを見てショックを受けておられました。お母様にとってこれが全てなのです。そしてその土台の上にお母様独自の神学を築いていかれたのです。
この記事でいわゆる6マリアに関してこれ以上深く掘り下げることはしませんが、亨進様の過去の説教(上述の「キリストを身にまといて」など)や、真摯な祈りによって答えを見出されることを祈ります。
追記:謝辞:バルコム氏のインタビュー動画のURLを教えていただいたエルダー本部長、大変お忙しいところありがとうございました。
素晴らしいビデオありがとうございました。感動しました。
返信削除お役に立てて光栄です。
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