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聖霊と霊媒について(2016年8月21日の亨進様と國進様の質疑から)

2016年8月21日に、米国PA、ニューファンドランドで行われた亨進様と國進様による質疑応答のミーティングで、妍雅様がされた聖霊と霊媒についての質問に対する、國進様と亨進様の回答の日本語訳です。


<國進様>
彼女(妍雅様)が聖霊について質問したのは、聖霊の本質とは何かということについて混乱があるためです。そしてこれは、異端教会(家庭連合)の主張の一つでもあり、それはお母様が聖霊であり、女性神(feminine spirit)だという内容であって、またそれは男性神(masculine spirit)とは異なるものでなければならないというのです。

しかし、この神学解釈には非常に重大な誤りがあります。なぜなら、女性神を信じるとすれば、一神教を捨てることになり、基本的にお一人である神様を万物の創造主として理解することをやめることになるからです。そして、いったんそれを捨てると、異教信仰の世界への扉を開き、何千もの神々の世界への扉を開き、最後には数えきれないほどの神々の世界に行き着くのです。これは、一神教と相対主義者の異教との間の戦いです。そこには中間というものはありません。

それで、原理が教えているように、神様の二つの性格、性質というものを理解するときに。神様はより男性的な方であるとされています。神様ご自身の中には、男性的な性質と女性的な性質があり、それが神様の二性性相です。ですから、みなさんが見ている聖霊の現れというものは、一人の神様の中にある、その性質の表れであり、それは神様の対象的な相対によって映し出されます。

真の父母という点で、実際、お父様は非常にはっきりされていました。お父様は、基本的には真の父として、「私は真の父母である」とおっしゃっています。それで、お父様の責任分担、つまりアダムの責任分担は、真の父母が95パーセントです。そして、お母様の責任分担、つまり真の母の位置は、自分が現れることを通して神様の特性を反映することです。ですから、お母様は女性神を投影するのではありません。お母様は単に、お父様の中にあるもの、つまり、お一人の神様の中にあるものを映し出すにすぎません。そしてそれが非常に大きな神学的相違点なのです。私たちは、その一神教の道から脱落して、神様の女性的な性質に対して別の人格を与えないように十分に注意しなければなりません。なぜなら、それは別個に分かれた存在ではないからです。創造主であり、二つの性質を示されるただ一人の神様がおられるだけです。


<亨進様>
オンマ、あなたは聖霊のことについてと、それから霊媒的なものについても質問しましたね。つまり、聖書的な伝統から見ても聖霊というのは最高の霊、つまり神様の霊です。ですから、私たちが他の霊について取り扱う場合、聖霊との関係性が最も重要です。それで、私たちが、聖霊が降りたといったようなことを言う場合、皆さんご存知のように、お父様は、イエス様がそうであったように男性だったわけですが、お父様の中には女性的な性質もありました。

お父様は、とても繊細で、とても愛に満ちておられ、すべてを受け入れてくださる方でした。お父様の中にも、私たちが通常女性的性質と呼ぶようなものがありました。だからといってお父様が女性になるわけではありません。そうです。お父様はお父様です。それで、私たちがお父様の聖霊という話をするとき、私たちの生命を直接導いて下さるお父様の臨在のことを言っているのです。そして、それは非常に重要なものですから、私たちにはみ言が必要になります。なぜなら、み言のおかげで私たちは、聖霊体験を確認することができるからです。み言がなければ、自分の直感や感情に頼ることになり、多くの場合間違った霊や勢力のようなものによって、堕落してしまうことがあり得るからです。

そのために、私たちにはみ言があります。ですから私たちが聖霊によるひらめきや体験をしたとき、そして、人生においてこの方向に向かうべきだと聖霊に告げられるようなとき、皆さんに非常に強くお勧めすることは、み言に向かうことなのです。神様を体験したとき、それをみ言で確かめてください。ですから、私は、リマについて頻繁にお話してきました。リマは聖書における霊的戦いの中で使用する武器です。武器はみ言なのです。人生の岐路に立ったとき、また、神様の導きが必要なとき、そして、神様が霊感を与えたときに、み言に向き合って確認することが重要です。ですから私たちは聖書を読み、成約のお父様のみ言を読みます。

李会長がリマを紹介してくれましたね。彼が韓国で立ち上がることを決意したときに、私は彼にリマを引かせました。彼がプレゼンテーションの最後に紹介してくれた聖句がそのときのリマでした。そして、彼は私のところに来て方向性を尋ねていたので、そのリマが、彼が向かうべき方向性を示してくれました。ですから、私はみ言に向かいなさいと言いました。それで神様が私たちを導いて下さったのです。ですから、み言と関係を持つということが私たちにとって大切なことです。

聖書はただの本ではありません。それは生きた人であり、イエス様が生きておられるということを理解することが重要です。そして、私たちが聖書と触れ合うとき、私たちはイエス様と触れ合います。お父様のみ言と触れ合うとき、私たちは再臨のイエス様と触れ合っています。それは同じイエス様だったのです。私たちは、同じ神様を体験しており、肉体を持ってこられた同じ神様において導きを受けているのです。ですから、み言がとても重要です。

そして、私たちは金曜日の基元節に、お父様が人類に残した最後のみ言を訓読しました。訓読教材にある、人類に対する最後のみ言ですが覚えていますか?もちろん、八大教材教本は、家庭連合によって冒涜されてしまいましたが、サンクチュアリの人々がそれを守り、共有しています。それで、お父様は私たちが直接み言に触れられるようにしてくださいました。

私たちにとって聖書的な内容も重要です。なぜなら、聖書的な内容を身に付けなければ、イエス様までの復帰摂理はおろか、イエス様以降のメシアを準備するための復帰摂理と関係を持てないからです。ですから、聖書的なキリスト教の内容を身につけることも重要です。お父様のみ言を読んでも、それをニューエイジの異教のような形で間違って解釈することもできるのです。それは完全にお父様を誤って伝えることになり、いわゆる偽メシア、偽のお父様を持つようになります。それは、自分の心の中で作り上げた、本当のお父様をまったく反映しないものです。本当のお父様が私のお父様であり、私はそのお父様と共に生きています。

ですから、この神学者たちが自分たちのほら話についてあそこで影響を及ぼしているのを見るとき、つまりそれは私のお父様なのです。彼らがお父様をまるで何か、左翼寄りであるとか、ヒラリー派であるとか、ゲイアジェンダ擁護派であるとか、人間を嫌う過激な環境保護主義派であるかのように描こうとするとき。そのような誤った虚像の中にお父様を描こうとするとき。ニューエイジの引用の中で描こうとするとき、基本は共産主義者なのだと。お父様はその生涯をかけてそれと闘ってきたのです。そういうわけで、お父様が任命し信頼したお父様の子供たちの証しが、非常に重要なのです。なぜなら非常に多くの嘘つきたちが自分の思うままの神様を作っているからです。ですから、私たちにとって、お父様の本当の姿を示し、お父様の真の姿を誇ることが大切なのです。

とにかく、そういうわけで、私たちは霊媒に頼る必要はありません。私たちにはお父様が下さったみ言があります。私たちにはお父様の霊による働きがあり、それは本物です。そして、私たちの生活の中の超自然的な導きもあります。ですから、私たちは霊媒に頼る必要はありません。



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