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リバータリアンがわかるロン・ポールの本

少し前にロン・ポール氏の本を読みました。タイトルは「他人のカネで生きているアメリカ人に告ぐ ―リバータリアン政治宣言―」。長いタイトルですね。原題は「The Revolution: A Manifesto」なんですが何とも派手なタイトル(訳)をつけたものです。

ロン・ポール氏の名前は亨進様の説教でもときどき出ることがありますね。リバータリアンについて興味があったので読んでみましたが、とても分かりやすかったです。

目次はこんな感じです。

・第1章 経済の自由、その真の姿とは
・第2章 個人には自由がある、市民には権利がある
・第3章 お金―私たちが禁止された議論
・第4章 金融崩壊―当然すぎた結末
・第5章 アメリカ外交が犯した大きな過ち
・第6章 合衆国憲法にまつわる諸問題
・終章 私の革命

自由社会や天一国憲法を理解する上で参考になるのではないかと思います。

ちょっと引用してみますと、民間団体に比べた政府のリソースの無駄遣いを示す例として次のような内容がありました。
政府と特定の民間団体の間でどれほどの官僚主義と費用対効果での無駄が出ていることだろうか?ブルッキングス研究所のジョン・チャブは、かつてニューヨーク市立学校の中央管理事務所で働いている職員の数を調査した。6人もの職員が電話をたらい回しにして、何とか答えを知っている職員にようやくたどり着いた。だが、その職員は「自分はその答えを明らかにする権限がない」と言った。それから、さらにまた6人たらい回しにされて、やっとチャブは、答えを知っていて答えを公表する権限を持っている職員と話ができた。何と管理事務所で働いている職員は、6000人もいたのである。

次の日チャブは、ニューヨーク市にあるカトリック系の学校の事務所に連絡を取った。この学校はニューヨーク市立学校の五分の一の数の生徒を抱えている。最初に電話をとった職員は答えを知らなかった。答えを得るまで先は長そうだとチャブがため息をつくと、電話の相手は「ちょっと待ってください」と言って、職員の数を数え始めた。このカトリック系の学校の本部で働いている職員の数はたったの26人だったのである。
そういえばどこかの宗教団体も公職者と呼ばれる人がたくさんいて不透明な人事管理をしていますね。問題を起こしてもグルグルまわすだけ。本当に社会主義のようです。

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